東京商工リサーチによると、昨年の老人福祉・介護事業倒産件数は、2000年の調査開始以来、これまで最多だった2015年(76件)の1.4倍増、108件と急増した。
M&A Online編集部です。今回は「老人福祉・介護事業の倒産状況」(東京商工リサーチ)を取り上げます。2000年1月から調査を開始して以来、倒産件数は最多だった前年(1-12月)の76件を上回り、年間最多記録の77件を更新しました。成長産業として注目されてきた老人福祉・介護業界ですが、淘汰の動きも出てきているようです。
2016年1-8月の「老人福祉・介護事業」の倒産が62件に達した。介護保険法が施行された2000年以降では、年次集計で過去最多を記録した前年(76件)を上回るハイペースで推移している。今回は、「老人福祉・介護事業」の倒産状況をみてみる。