中国ファーウェイ(華為技術)の2020年第2四半期(4-6月)のスマートフォン販売台数が世界一になった。半面「弱点」も浮き彫りになっている。それは自国(中国)市場依存度の高さだ。かつて日本のガラケーが歩んだ道を、同社も歩もうとしているのか?
2019年7月の大量保有報告書の提出件数は861件で、減少が増加と新規の合計を33件上回った。2019年4月以降4カ月連続で減少が増加と新規の合計を上回っており、33件は今年最大の乖離幅となった。
米アップルの主力商品であるiPhoneに「2020年問題」が立ちふさがっている。現行の20倍もの高速大容量データ通信を実現する5Gサービスが2020年に本格稼働するが、これに同年発売の次々世代iPhoneが対応できない可能性が高まっている。