ロシアによるウクライナ侵攻の出口が見えない。長期化する紛争の「結末」はどうなるのか?東アジアへの影響は?来日した英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)インド太平洋安全保障上級研究員のフィリップ・シェトラー・ジョーンズ博士にその展望を聞いた。
首都キーウに迫ったロシア軍の大規模侵攻を食い止めたウクライナ軍。欧米諸国からの武器供与などの支援を受け、領土に侵入したロシア軍の追撃にかかっている。しかし各地で連戦連勝だったウクライナ軍の反撃が東部戦線で止まった。なぜ快進撃は止まったのか?
ロシアのウクライナ侵攻から3カ月が経過し「挙国一致」でロシアと戦っているウクライナだが、和平を巡るゼレンスキー大統領と軍の「温度差」が浮き彫りになってきた。世界経済に及ぼす影響も大きく、ウクライナがどこで和平に舵を切るのか世界も注目している