M&A速報

川崎重工業<7012>と日立造船<7004>、10月1日にトンネル掘進機事業を統合

2021-05-20

川崎重工業と日立造船は20日、シールドマシンなどトンネル掘進機事業を10月1日に統合すると発表した。折半出資で設立する川重日立造船シールド準備(大阪市)が両社の事業を継承する。分割する対象事業の直近売上高は川重が64億円、日立造船が70億円。国内需要が頭打ちとなる中、競争力を高め、東南アジアなど海外展開を推し進める。

新会社が継承する事業は地下鉄、下水道などのトンネル工事に使われるシールドマシン、TBM(トンネルボーリングマシン)、土木機械と関連部品に関する設計・開発、修理、販売(製造は除く)。

トンネル掘進機をめぐっては2016年にIHI、JFEエンジニアリング、三菱重工業が事業統合して、JIMテクノロジー(川崎市)を発足させている。今回の川重と日立造船の事業統合により、トンネル掘進機の国内の勢力図は2社に集約される。

M&Aデータベース

関連の記事

関連のM&Aデータベース

No. 開示日 買い手 対象企業・事業 売り手 業種 ▽ スキーム ▽ 取引総額(百万円) ▽ タイトル
1
2016年12月19日
Osmoflo Holdings Pty Ltd
Shine Investments Pty Ltdほか
非公表
2
2015年10月30日
株主
3
2010年12月20日
AE&E Inova AG
AE&E Inova Holding AG
25
4
2008年3月6日
ユニバーサル造船(株)
34,933
5
2021年5月20日
川重日立造船シールド準備(株)
トンネル掘進機事業
6
2021年12月8日
Steinmüller Babcock Environment GmbH
非公表

M&A速報検索

クリア

アクセスランキング

【M&A速報】よく読まれている記事ベスト5