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千趣会<8165>、婚礼事業のディアーズ・ブレインなど2子会社を香港投資ファンドのCLSAキャピタルパートナーズに譲渡

2021/03/23

千趣会は23日、ディアーズ・ブレイン(東京都港区)など婚礼事業の全額出資子会社2社を香港投資ファンドのCLSAキャピタルパートナーズに譲渡すると発表した。千趣会は2007年に婚礼事業に参入したが、世の中の結婚観の変化などを踏まえ、自社運営にこだわらないノンコア(非中核)事業と位置づけ、「ベルメゾン」ブランドなどで知られる通信販売事業に経営資源を集中させる。

譲渡するのはハウスウエディング(一軒家のレストランなどを貸し切り挙式・披露宴を行う)事業のディアーズ・ブレイン(売上高68億円、営業利益△30億7000万円、純資産10億3000万円)のほか、ゲストハウス(結婚式場)ウエディング事業のプラネットワーク(大阪府吹田市。売上高14億7000万円、営業利益△5億4400万円、純資産3億8300万円)。千趣会は対象2社の全株式を譲渡する。譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2021年3月31日。

千趣会はCLSAキャピタルパートナーズが設立した婚礼事業の統括会社に5%出資する予定。

千趣会は2007年にディアーズ・ブレインと資本業務提携し、婚礼事業に参入。翌2008年に同社を子会社化し、続いて2015年にプラネットワークを子会社化した。

当初、引き出物として千趣会のギフトカタログなどの利用が順調に推移したものの、近年、結婚式と新生活スタートのタイミングが必ずしも一致しない傾向が強まり、通販事業への送客も限定的だったという。さらに昨年来、新型コロナウイルス感染拡大の影響が重なり、業績が急速に悪化していた。

譲渡先のCLSAキャピタルパートナーズは1995年設立で、香港に本拠を置く。日本企業を含めてアジア企業への投資を活発に展開している。

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