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AGCとセントラル硝子、国内建築用ガラスの事業統合を中止

2021-01-14

AGCとセントラル硝子は14日、国内建築用ガラスの事業統合に関する協議を中止したと発表した。両社は2019年12月に基本合意書を締結し、2020年12月末の事業統合完了を目指していた。しかし、条件面で両社の見解が異なり、合意が困難との認識にいたったとしている。

建築用ガラスの国内市場は新設住宅着工の減少や複層ガラスの普及に伴う需要構造の変化などを受け、厳しい環境が続いている。こうした中、両社は事業統合をテコに経営の効率化や収益性の向上を実現する狙いだった。

AGCは国内ガラス業界首位で、セントラル硝子は同3位。両社とも経営の主軸を自動車用ガラスなどに置いており、とりわけ国内市場が縮小する建築用ガラスについてはかねて抜本的な構造改革が課題となっていた。

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No. 開示日 買い手 対象企業・事業 売り手 業種 ▽ スキーム ▽ 取引総額(百万円) ▽ タイトル
1
2017年6月20日
TQMP Glass Manufacturing Corporation
AGCフラットガラス・フィリピン
非公表
2
2016年12月14日
Vinythai Public Company Limited
SOLVAY VINYLS HOLDING AG
33,500
3
2009年7月8日
湖南電子信息産業集団有限公司、金果国際投資有限公司
湖南HEG電子玻璃有限公司
非公表
4
2009年11月18日
位登産業(株)
非公表
5
2019年12月9日
国内建築用ガラス事業
未確定
6
2021年6月15日
Cardinal Glass Industries, Inc.
北米建築用ガラス事業
49,500

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