ドラッグストア業界6位のスギホールディングス(HD)と同7位のココカラファインは1日、経営統合に向けて協議を始めると発表した。両社で統合準備委員会を設け、7月31日をめどに基本合意書の締結を目指す。両社の売上高は合計で9000億円に迫り、統合が実現すれば、イオン傘下で業界首位のウエルシアホールディングスを追い抜く。ココカラファインは4月に同5位のマツモトキヨシと資本業務提携に向けた検討開始を発表しており、3社連合に発展する可能性もひめている。

スギHDは子会社のスギ薬局を通じて調剤薬局併設型ドラッグストアを中心に中部、関西に1190店舗(うち調剤実施店舗833、2月末現在)を展開し、2019年2月期の売上高は4884億円。ココカラファインは関東と関西を地盤とし、1354店舗(うち調剤薬局292店舗、3月末現在)を持ち、19年3月期の売上高は4005億円。

両社は既存の店舗網が競合せず、地域補完性が高いことから、経営統合によるシナジー(相乗効果)が大きいと判断している。また、統合会社は業界トップクラスの顧客基盤、ヘルスケアデータ、専門人材(薬剤師、管理栄養士、ケアマネジャー、看護師ら)などを備えることになり、ヘルスケア領域で新たな事業深耕が可能とみている。