三菱電機(東京都)は、イタリアの業務用空調事業会社であるDeLclima S.p.A.(イタリア、売上高480億円、営業利益53億円、純資産685億円、以下デルクリマ社)の株式74.97%を取得し、子会社化することを目的とした株式譲渡契約を、De’Longhi Industrial S.A.(デロンギインダストリアル社)と締結した。また、今後さらにデルクリマ社の残る発行済み株式の25.03%の公開買い付けを実施し、デルクリマ社の発行株式を100%取得することを目指すとのこと。

三菱電機は、空調冷熱システム事業の重点戦略地域である欧州市場で、今後もチラーの根強い需要が見込まれるため、チラーを主体に大型業務用製品のラインアップを拡大し、家庭用から大型業務用まで総合的な空調冷熱システムの提供を行うことによって、デルクリマ社の海外拠点を活用したグローバルな展開の強化、シナジー効果を出すことによってさらなる競争力を図り、事業拡大を進めるとしている。

株式取得価額は676億円。その後の公開買付けを含めると、取得総額は902億円となる予定。

株式譲渡実行予定日は平成27年11月30日。