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調整局面でTOBが仕掛けられる可能性は?「すでに落ち切ったナイフ」に注目
2018/02/13
米国長期金利の上昇傾向が鮮明となり、2018年2月に入るとそれを嫌気して米国株価が急落。日本の株価も連動して調整局面入りを思わせる推移を見せている。このような株価下落局面においては、「落ちるナイフ」銘柄へのTOBは手控えられるが、逆に「落ち切ったナイフ」といえる銘柄にはTOBが仕掛けられる可能性があると考えられる。
アプリックスは、アニメーション制作のアニメインターナショナルカンパニー(AIC、東京都練馬区。売上高19億1000万円、営業利益1億円、純資産2億3000万円)の株式97.56%を取得し子会社化すると発表した。
AICは、アニメーションの製作やキャラクターライセンスビジネスを手がけている。アプリックスはAICをグループに加えることで、リッチコンテンツの提供とソフトウエア基盤技術の供給が可能となる。
取得価額は6億8300万円。取得日は3月10日。
米国長期金利の上昇傾向が鮮明となり、2018年2月に入るとそれを嫌気して米国株価が急落。日本の株価も連動して調整局面入りを思わせる推移を見せている。このような株価下落局面においては、「落ちるナイフ」銘柄へのTOBは手控えられるが、逆に「落ち切ったナイフ」といえる銘柄にはTOBが仕掛けられる可能性があると考えられる。