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敵か味方か 「大株主」の存在とは
2018/04/05
UACJが2月末に内定した首脳人事の差し戻しを含めて再検討していることが明らかになった。終始「ノー」を主張してきたのが筆頭株主の古河電気工業。日本ペイントHDは筆頭株主が推す取締役を6人受け入れた。敵か、味方か、企業経営にとって「大株主」とはー。
MCJは、全額出資子会社でFX(外国為替証拠金取引)事業を手がけるFXトレード(大阪市)の全株式を、投資・コンサルティング会社のIFG(名古屋市)へ譲渡したと発表した。15日付。譲渡価額は非公表。
MCJは2007年10月にFXトレードを取得以降、同事業の拡大に努めてきた。しかし、2008年9月のリーマンショック以降は事業環境が悪化したためFX事業については売却し、主力のパソコン関連事業の立て直しに注力することにした。
FXトレードの事業の一部については2009年5月にPhillip Financialsに譲渡する契約を締結していたが、今回の株式譲渡に伴い同契約は解除される。
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