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西郷輝彦氏が望みをかけた最先端の「PSMA標的内用療法」とは

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PSMA標的内用療法の登場など、がん治療は日進月歩だ(写真はイメージ)

副作用が少なく、手軽な治療法

一般の放射線治療に比べれば大量の放射線を照射する必要がないため、他の臓器に悪影響を与えず副作用が少ない。さらには3時間程度の点滴を3日間受けるだけの手軽さもあり、最先端のがん治療法として期待が大きい。ドイツやオーストラリア、米国では正式に承認されている。

日本で未承認なのは、医学的な効果に疑問があるからではない。治療に使う薬剤が放射性同位元素の輸入に該当するからで、厚生労働省ではなく経済産業省の所管だ。同治療法を承認させるためには、経産省との調整が必須となる...

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