編集部おすすめの1冊は真山仁著『シンドローム』。「ハゲタカ」シリーズの5年ぶりの最新作。今回、主人公・鷲津政彦が買収のターゲットに定めたのは首都電力。未曽有の地震、原発事故、電力危機…「3.11」をテーマに政官財を相手に迫真の攻防が続く。
ハゲタカシリーズの最新作『シンドローム』が発売された。ハゲタカ・鷲津政彦が首都電力買収を仕掛けようとした矢先に、東北を大地震が襲い、原発が電源喪失に陥る。国家的危機に遭遇し、なお買収に突き進む鷲津の思惑とは。著者の真山仁さんに聞いた。