ジョンソン・エンド・ジョンソンがスイスの製薬会社アクテリオンを買収することが正式に決まりました。買収額は300億ドル(3.4兆円)。今回の買収に至るまでサノフィが買収合戦に加わるなど波乱に満ちあふれていました。
「ニチコン」のブランドで知られる日本コンタクトレンズが民事再生を申請した。使い捨てソフトコンタクトレンズが主流となり、ハードコンタクトレンズの製造に強みをもつニチコンの売り上げは低迷していた。事業は継続する。
アステラス製薬がM&Aを通じて、がんや移植など成長領域の医薬品開発を加速しています。米バイオベンチャーなどを買収し海外収益を伸ばしつつ、相乗効果が見込めない事業は譲渡し資金効率を高めます。M&Aによる選択と集中の好事例と言えそうです。