炭焼きステーキのブロンコビリーが、とんかつ事業に本腰を入れることになった。同社は2021年9月にとんかつ業態に参入したが、その後店舗数は伸びず3店舗に留まっていた。それが企業買収によって店舗数が一気に14店舗に増えるのだ。
厳しい経営環境が続く飲食業界の中にあって、業績が回復する企業が増えつつある。すでに牛丼店や回転寿司店などは回復軌道に乗っており、これに続き業績回復を見込む飲食店とは?
いきなりステーキが債務超過寸前にまで失墜。2019年12月期第3四半期で19億2200万円の赤字を計上。通期で25億300万円の赤字を計上する見通しとなりました。第3四半期の段階で資産合計は260億円で負債は246億円となっています。
ブロンコビリーの株価下落に拍車がかかっています。前期の売上高は前期比13%増の224億3200万円。経常利益は同6%増の26億6900万円としっかり。今期も売上高が9%、経常利益5%増を予測しています。好業績下の株価下落の原因は?