うどん店「杵屋」などを展開するグルメ杵屋の業績の回復スピードが上がらない。当初2024年3月期に黒字化を見込んでいた経常損益が5期連続の赤字に陥る見込みだ。うどん店「丸亀製麺」などを展開するトリドールホールディングスとは対照的だ。
中華料理の日高屋などを展開するハイデイ日高の2021年2月期は、営業、経常、当期の全段階で損益が赤字に転落する。多くの外食店が苦境に立たされており、中華料理もコロナ禍に屈した格好だ。
グルメ杵屋は2020年10月以降に、うどん、そば業態を中心に全店の2割ほどに当たる80 店程度を閉店する。新型コロナの影響で業績が悪化しており、収益の改善が見込めない店舗を中心に事業を縮小することにした。
大阪南部、貝塚市の貝塚駅―水間観音駅間を走る水間鉄道。地域住民の大事な足であり、終着駅にある水間観音(水間寺)は厄よけ観音として知られ、多くの行楽客も利用する。水間鉄道の親会社はグルメ杵屋という大手飲食チェーン。なぜ、飲食が鉄道事業に?