茂原火力発電所(千代田区)と、関連の椎の森発電所(同区)は7月10日、東京地裁より特別清算開始決定を受けた。負債総額は2社合計で約312億円。茂原火力発電所は千葉県茂原市で、椎の森発電所は千葉県袖ケ浦市で、それぞれ火力発電所を運営していた。
日本電灯電力販売は2022年12月21日、東京地裁より破産開始決定を受けた。2022年の新電力事業者の倒産は12月に破産したシナジアパワーに次いで8社目となった。
新電力のシナジアパワーは12月1日、東京地裁へ破産を申請し同日、破産開始決定を受けた。負債総額は債権者約400名に対して約130億円。同社は東北電力と東京瓦斯による共同出資で設立された新電力事業者だった。
新電力事業者のFTエナジーは7月1日、東京地裁より破産開始決定を受けた。負債は現在調査中。新電力の倒産は今年に入ってISエナジーに次いで5社目となる。