非公開会社の株式の価値は公開会社に比べると相対的に割安であり、その評価に際しては、ディスカウント(割引)が必要であると考えられます。その金額をどのように評価すればよいのでしょうか。今回は非公開会社特有の論点についてお話したいと思います。
今回は、譲渡制限株式の売買価格決定に関する裁判例(非流動性ディスカウントを認めた事例)をご紹介します。
森・濱田松本法律相談事務所の「Client Alert」より。取引相場がない、譲渡制限株式。会社の事業活動や財務状況などを考慮し、客観的に妥当な価格を定めるにはどのようは評価方法がふさわしいのか。合理的な評価手法を具体的に示した事例をご紹介します。