海底油田の掘削を行う日本海洋掘削が2018年7月に会社更生法手続き開始の決定を受けました。救済したのがPEファンドのアスパラントグループでした。日本海洋掘削は2019年8月に構成案を提出したものの、決定していたスポンサーが下りたことで、アスパラントへと変更になっています。
2018年度に上場廃止した企業は62社を数える。「カーナビ4強」のうちパイオニア、クラリオン、アルパインの3社が期せずして上場廃止に。70年の上場歴を持つ昭和シェル石油も出光興産との経営統合に伴い、東証銘柄から姿を消した。
東証1部上場の日本海洋掘削が6月22日、東京地裁に会社更生法の適用を申請した。同社には「継続企業の前提に関する注記」(GC注記)が付記されていた。上場企業倒産のGC注記率はほぼ100%だという。