建設準大手のインフロニア・ホールディングスは、2025年9月に三井住友建設を子会社化したのに伴い中期経営計画を見直し、成長投資額を増額するとともに新たにM&A投資枠を設けた。
不動産業中堅のサンフロンティア不動産が、ホテル買収を活発化させている。2028年3月期にホテル運営室数6000室、2033年には1万室(2025年6月末時点で3160室)を目指しており、運営室数拡大のためにM&Aを活用する方針だ。
フードロス削減に特化した食品EC(電子商取引)サイトを「Kuradashi」を運営するクラダシは、M&Aなどの成長投資枠をそれまでの30億円から44億円に引き上げた。
映像制作を中心に、広告、放送、ライセンスビジネスなど幅広い事業を展開する東北新社は、M&Aなどの新たな成長のための投資額を大幅に増額する。今後検討・推進体制を整え、本格的に成長投資(M&A)に着手するとしている。
官公庁や金融、流通向けのITサービスなどを手がける富士通による子会社や事業の売却が続いている。2019年にベトナムのプリント基板製造会社を取得したあとの11件はすべて売却案件だ。