『金環蝕』は、1965(昭和40)年の九頭竜川ダム落札にまつわる汚職事件をモデルとした、石川達三の長編小説(同名)を映画化。巨大保守政党の総裁戦争いに端を発した汚職を巡る攻防を昭和の名優たちが彩る。『半沢直樹』が好きな人におすすめの一作。
映画「天国と地獄」は、娯楽時代劇を世に送り出した黒澤明監督が小説『キングの身代金』にインスピレーションを受け世に送り出した作品。高台の上に建つ豪邸とボロアパートに対比される格差が生み出す誘拐事件を軸に展開するサスペンスムービーだ。
ビジネスパーソンなら一度は見ておきたい、おすすめの経済・金融映画を紹介。今回取り上げるのは「金融腐蝕列島 呪縛」。みずほ銀行の前身である旧第一勧業銀行の総会屋利益供与事件をモデルに、腐敗した銀行を再建するために立ち上がったミドルたちの奮闘を描く。