7月も産業界では希望退職者を募集する動きが加速した。シチズン時計、ミツバの製造業2社が500人規模で募集するのをはじめ、6社が計画を発表した。外食大手のペッパーフードサービスは主力の「いきなりステーキ」事業の縮小で200人程度を募る。
群馬県の製造業を代表するミツバ(桐生市)とサンデンホールディングス(伊勢崎市)が苦境に立っている。ミツバは国内2工場の閉鎖や500人規模の希望退職者募集などの事業構造改革を発表。サンデンは私的整理を申請した。両社に何が起きているのか?