年金とM&A(2)円滑な制度引き継ぎ 買収後の企業価値を左右
M&Aにおける年金問題に詳しいマーシュアンドマクレナンカンパーニーズの関根賢二氏のインタビューの第2回。関根氏はM&Aの前後で年金制度を円滑に引き継げるかどうかが「買収後の企業価値を左右する」と説く。
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マーシュ アンド マクレナン カンパニーズ 戦略推進グループ ディレクター
株式会社日本興業銀行、タワーズペリン(現ウィリスタワーズワトソン)、マーサージャパンM&A部門、年金コンサルティング部門を経て現職。年金関連業務における15年以上の経験を持ち、数理計算、制度設計、年金ALM、M&Aにおけるデューデリジェンスや契約交渉など幅広いプロジェクト経験を有する。マーサージャパン入社後は、クロスボーダーM&Aを中心に数々のグローバル・プロジェクトを統括。年金コンサルタントしての米国実務経験も有し、日本のみならず海外年金事情にも詳しい。
著書に「事業再編とバイアウト(中央経済社、共著)」「年金学入門(きんざい、共訳)」がある。
慶応大学、慶応大学院卒(理学修士)、ペンシルバニア大学ウォートン・スクール経営学修士(MBA)修了。日本アクチュアリー会正会員・年金数理人・日本証券アナリスト協会検定会員・米国CFA協会認定証券アナリスト