M&A速報

1週間のM&A速報まとめ(2021年12月6日〜2021年12月10日)

2021/12/11

2021年12月6日

ヨネックス<7906>、ブリヂストン<5108>傘下でテニスボール製造のタイBRIDGESTONE TECNIFIBREを子会社化

ヨネックスは、ブリヂストン傘下でタイでテニスボールを製造するBRIDGESTONE TECNIFIBRE CO., LTD.(売上高18億6000万円)の株式86.8%を取得し子会社化することを決めた。主力のバドミントン用品に次ぐ事業と位置づけるテニス用品事業の強化が狙い。ラケット、ストリング(ガット)、ストリンギングマシン(ガット張り機)は自社工場で生産してきたが、ボールについてはこれまでBRIDGESTONE TECNIFIBREから供給を受けてきた。取得価額は非公表。取得予定日は2021年12月22日。

2021年12月8日

ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>、シンガポールの不動産会社SHARIKAT NATIONAL FOODを子会社化

ヨシムラ・フード・ホールディングスはシンガポールの傘下企業を通じて、食品工場や食品用低温倉庫を持つ不動産業の現地SHARIKAT NATIONAL FOOD PTE. LTD.(売上高1億8700万円、純資産△6億6700万円)の株式70%を取得し、子会社化することを決めた。シンガポールにある子会社4社の拠点を集約するのが目的。取得価額は約2億7500万円。取得予定日は2021年12月17日。

スマレジ<4431>、大和ハウス工業<1925>傘下でマルチ決済サービス提供のロイヤルゲートを子会社化

スマレジは、大和ハウス工業傘下でマルチ決済サービス「PAYGATE」を開発・提供するロイヤルゲート(東京都港区。売上高7億7500万円、営業利益△6億100万円、純資産7億2000万円)の株式99.9%を取得し子会社化することを決めた。従来の代理店業務に代えて、自前の決済システムを保有するのが狙い。スマレジが提供するクラウドPOS(販売時点情報管理)レジ「スマレジ」や関連サービスと「PAYGATE」を密接に連携させ、導入店舗と消費者に双方に便利なキャッシュレス決済の実現などを目指す。取得価額は非公表。取得予定日は2021年12月22日。

日立造船<7004>、日鉄エンジニアリング傘下でごみ焼却発電施設関連のドイツSteinmüller Babcock Environmentを子会社化

日立造船は、日鉄エンジニアリング(東京都品川区)傘下で、ごみ焼却発電施設の設計・建設やメンテナンスを手がけるドイツSteinmüller Babcock Environment GmbH(SBE、売上高110億円、営業利益△99億1000万円、純資産△19億2000万円)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。日立造船はスイス子会社を通じて、ごみ焼却発電関連事業を欧州で展開しているが、SBEとは得意とする市場や製品分野が異なり、相互補完が見込めると判断した。取得価額は非公表。取得予定は2022年2月頃まで。

飯田グループホールディングス<3291>、ロシア最大級の林業グループRussia Forest Productsを子会社化

飯田グループホールディングスは8日、ロシア最大級の林産企業を傘下に置く持ち株会社のRussia Forest Products(BVI)Limited(RFP、英領バージン諸島。売上高231億円、営業利益9億6200万円、純資産△178億円)の株式75%を取得し、子会社化すると発表した。木材の安定的な調達体制を確立し、中核である戸建分譲事業の競争力向上につなげる。株式取得と第三者割当増資引き受けの対価と飯田グループからの融資予定額を合わせ、取得価額は約600億円(5億2500万ドル)。ロシア政府当局から必要な許認可を7日付で得た。取得予定は2022年1月中旬。

2021年12月9日

INCLUSIVE<7078>、マンガの電子書籍配信サービスを手がけるナンバーナインを子会社化

INCLUSIVEは、マンガの電子書籍配信サービスを手がけるナンバーナイン(東京都品川区。売上高4億1900万円、営業利益△841万円、純資産4610万円)の株式76%を取得し、子会社化することを決めた。電子コミックへの事業展開を通じて、個人の発信者が持続的に収益を獲得し活動を継続できる「クリエイターエコノミー」領域を拡張する。取得価額は5億7600万円。取得予定は2022年1月中。

ラクスル<4384>、ダンボール・梱包材の受発注サイト運営のダンボールワンを子会社化

ラクスルは、ダンボール・梱包材の受発注サイト「ダンボールワン」を運営する関連会社のダンボールワン(金沢市。売上高43億4000万円、営業利益△8億6600万円、純資産△6億5400万円=2021年7月期、決算期変更に伴う10カ月決算)を子会社化することを決めた。株式を追加取得し、現在49.9%の持ち株比率を100%に引き上げる。これまでの協業関係の成果を踏まえ、企業価値最大化に資すると判断したという。取得価額は20億600万円。取得予定日は2022年2月2日。

ビジョナル<4194>、経費精算クラウドシステム提供のイージーソフトを子会社化

ビジョナルは傘下の転職サイト運営会社であるビスリーチ(東京都渋谷区)を通じて、経費精算クラウドシステムを提供するイージーソフト(東京都町田市)の全株式を取得し、子会社化することを決めた。HCM(人的資本管理)ニーズの高まりを見据え、ビズリーチが展開する人財活用クラウド「HRMOS」シリーズとの連携などを進める。イージーソフトは2000年に設立。取得価額は非公表。取得予定日は2022年3月1日。

2021年12月10日

鴨川グランドホテル<9695>、MBOで株式を非公開化

鴨川グランドホテルは10日、MBO(経営陣による買収)で株式を非公開化すると発表した。国内投資ファンドの日本産業推進機構(東京都港区)の傘下企業がTOB(株式公開買い付け)を行い、全株取得を目指す。鴨川グランドホテルは新型コロナウイルス感染拡大による稼働率の急低下などで業績が悪化し、2021年3月期は約5億円の債務超過に陥った。ファンドの支援を得て、鴨川グランドホテルは鈴木健史社長のもとで経営の立て直しを進める。TOBが成立すれば、同社のジャスダック上場が廃止となる。

愛知銀行<8527>と中京銀行<8530>、2022年10月に経営統合で合意

愛知県を地盤とする第二地銀の愛知銀行と中京銀行は10日、経営統合することで基本合意したと発表した。2022年10月3日に共同持ち株会社を設立し、両行を傘下に置く。続いて2年以内に傘下の両行を合併する。歴史的な低金利による預貸金利ザヤの縮小や人口減少などで経営環境が厳しさを増す中、持続的な収益基盤を確立し、高品質で安定的な金融サービスの提供を目指す。

アライドアーキテクツ<6081>、動画広告の企画・制作子会社のAiCON TOKYOを経営陣に譲渡

アライドアーキテクツは、動画広告の企画・制作子会社のAiCON TOKYO(東京都渋谷区。売上高7800万円、営業利益100万円、純資産3100万円)の保有株式90%を、同社代表取締役の石渡晃一氏に譲渡することを決めた。2018年に石渡氏と共同出資でAiCON TOKYOを設立したが、今後の方針を検討する過程で資本関係を切り離すことが望ましいとの結論に達したとしている。譲渡価額は未確定。譲渡予定日は2022年1月1日。

トランスジェニック<2342>、検査・解析事業子会社のジェネティックラボをEurofinsの傘下企業に譲渡

トランスジェニックは、全額出資子会社で医療関連の検査・解析事業を手がけるジェネティックラボ(札幌市。売上高16億9000万円、営業利益7億6000万円、純資産7億5300万円)の全株式を、Eurofins Clinical Testing Japan Holding(東京都新宿区)に譲渡することを決めた。医薬品会社の創薬を支援するCRO(開発業務受託機関)事業に経営資源を集中するのが目的。譲渡価額は32億1200万円。譲渡予定日は2022年1月1日。

日本パワーファスニング<5950>、建築用ファスナー製造の中国子会社「蘇州強力五金」を譲渡

日本パワーファスニングは、建築用ファスナーを製造する中国全額出資子会社の蘇州強力五金有限公司(江蘇省。売上高5億5300万円、営業利益△8080万円、純資産△2億5100万円)の全持ち分を10日付で譲渡した。為替変動や中国現地の人件費上昇、環境規制の強化などから採算性が低下し、10年にわたって営業赤字が続き、今後の黒字化は困難と判断した。譲渡先、譲渡価額は非公表。

ブリヂストン<5108>、化成品ソリューション事業を国内投資ファンドのエンデバー・ユナイテッドに譲渡

ブリヂストンは、化成品ソリューション事業を国内投資ファンドのエンデバー・ユナイテッド(東京都千代田区)に譲渡することを決めた。具体的には、化成品事業を会社分割して設立する新会社にグループ内の子会社などを集約したうえで、新会社の全株式を譲渡する。多角化事業の再編の一環。譲渡価額は非公表。譲渡は2022年8月中に完了する見込み。

ブリヂストン<5108>、防振ゴム事業を中国投資会社「安徽中鼎控股」に譲渡

ブリヂストンは、防振ゴム事業を中国投資会社の安徽中鼎控股(集団)股份有限公司(AZ、安徽省)に譲渡することを決めた。多角化事業の見直しの一環。当該事業の直近売上高は276億円。譲渡価額は非公表。譲渡完了は2022年7月を見込む。

M&A速報検索

クリア

アクセスランキング

【M&A速報】よく読まれている記事ベスト5