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中国子会社の売却が4月急増、日東紡・タマホーム・TSIHDなど5件
2019/04/22
日本企業が中国子会社を売却する動きが広がっている。1~3月は各月1件だったが、4月はすでに5件に上る(適時開示ベース)。その大半が人件費上昇や人民元高に伴う収益悪化を理由とする。繊維、衣料関連が目立ち、今年の全8件中、4件を占める。
ウッドワンは中国子会社で木質建材製造の住建(上海)有限公司(売上高9億3300万円、営業利益△4億3900万円、純資産12億9000万円)のすべての持分を、現地企業の上海鑫村投資管理有限公司に譲渡することを決議した。
住建は2005年設立で、木製品をウッドワン向けに製造しているが、労務費増や上海市内の環境規制強化などで経営を取り巻く環境が厳しさを増していた。
譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2019年3月中。
日本企業が中国子会社を売却する動きが広がっている。1~3月は各月1件だったが、4月はすでに5件に上る(適時開示ベース)。その大半が人件費上昇や人民元高に伴う収益悪化を理由とする。繊維、衣料関連が目立ち、今年の全8件中、4件を占める。