アヲハタは、加工食品販売の中島董商店(東京都渋谷区)が保有する「アヲハタ」ブランドに関する商標権を取得することを決議した。アヲハタは現在、「アヲハタ」ブランドのジャム類の製造・販売を手がけているが、同ブランドの商標権は持っていなかった。同ブランドを自社で保有することで、一体的な事業体制を築く。

「アヲハタ」はジャム、スプレッドなど有力ブランドとして知られるが、これまでアヲハタ創業時の株主で現在の第2位の大株主である中島董商店が商標権を保有してブランドの企画・管理を行っていた。このため、中島董商店とアヲハタの親会社であるキユーピーとの当該商標の使用許諾契約に基づき、キユーピーから商標使用が再許諾される形となっていた。ブランドの商標権取得後はジャム類に限らず、新たな商品領域でも「アヲハタ」を展開し、収益力向上を目指す。

商標権の取得価額は21億円。取得予定日は2018年12月3日。

商標権取得に合わせ、アヲハタは中島董を割当先とする第三者割当増資を実施し、5億4140万円の資金調達を予定しており、この一部を取得原資に充てる。