U-NEXTはUSENとの経営統合の一環としてTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。USENはTOBに賛同を表明している。USENの取締役会長で筆頭株主の宇野康秀氏はU-NEXTの代表取締役で支配株主のUNO-HD株主でもあり、今回の経営統合は宇野氏主導によるMBO(経営陣による買収)となる。USENは上場廃止となる見通し。

U-NEXTは2010年12月にUSENから個人向け有料映像配信サービスと個人向け光回線事業を会社分割により承継しており、約6年ぶりに再統合する。経営統合によりU-NEXTは持ち株会社体制に移行し、傘下に事業会社を新設する。

TOBはU-NEXTが特別目的会社(SPC)を作る形で実施する。USENの大株主である光通信(議決権ベースで18.06%)は持ち株の一部売却で合意している。TOBの買付価格は461円。TOB公表前営業日の対象株式の終値277円に対して約66.4%のプレミアムを加えた。買い付け数は1億3461万6160株で、下限は7146万5300株。買付予定額は620億円。

公開買付期間は2017年2月14日から3月28日を予定している。決済開始予定日は4月4日。