セイコーエプソンは、水晶デバイス事業でトップシェアのエプソントヨコムの株式を追加取得し完全子会社化すると発表した。現在66.69%を保有しているが、TOB(株式公開買い付け)により残りの全株式を取得する。エプソントヨコムは上場廃止の見込み。

エプソントヨコムは2005年10月、セイコーエプソンから分社化された水晶デバイス事業と分社型吸収分割により事業を統合し、同社の連結子会社となった。しかし、金融危機の影響で悪化した業績の建て直しと事業全体の構造改革推進が不可欠と判断。完全子会社化することで連携を強化することにした。

買付価格は1株あたり285円で、公表前営業日の終値157円に対して81.53%のプレミアムを加えた。買付予定数は6228万6097株で、買付総額は177億5100万円。買付期間は2009年3月12日から4月23日まで。決済の開始日は2009年4月28日。