住友重機械工業は、ドイツの射出成形機メーカーであるデマーグ・エルゴテック(シュバイク市。売上高305億円、営業利益6億8800万円、純資産58億円)と、米国の射出成形機販売会社のバン・ドーン・デマーグ(オハイオ州ストロングビル市。売上高72億8000万円、営業利益△10億3000万円、純資産△6億5400万円)の全株式を取得し、子会社化することを決議した。

デマーグ・エルゴテックは1922年設立で、欧州以外にも東欧やロシアに販売チャネルを持つ。バン・ドーン・デマーグは1872年に設立された老舗企業だが、米国市場の冷え込みに伴い製造を中止し、現在は輸入販売・サービス活動を行っている。両社はドイツのMPMホールディングズの傘下企業2社がそれぞれ全額出資する。

住友重機械工業は射出成形機事業を強化しており、事業規模拡大のためアジア以外での売上増が課題となっていた。2社の子会社化により、得意とする電動機の技術を活かし、欧州や北米、ロシアなどでの事業拡大を目指す。

取得価額は非公表。取得予定日は2008年3月3日。