センコーグループホールディングス<9069>は14日、プラスチック製食品包装容器メーカーの中央化学<8058>に対して子会社化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。生活関連の事業拡大の一環として、卸売りにとどまらず、モノづくり分野にも進出する。TOBは2段階によって行われ、中央化学の親会社である三菱商事から全保有株式70.64%を取得したうえで、残る株式を一般株主から買い取る。買付代金は総額で約70億4500万円。三菱商事はTOB成立で非公開化した中央化学に40%を再出資する予定。