経営不振に陥っていた中堅生保の大和生命保険は10日、更生特例法の適用を東京地裁に申請した。負債総額は2695億円。生保破たんは2001年の東京生命保険(現在のT&Dフィナンシャル生命保険)以来7年ぶりで、戦後8社目。米金融危機に伴う市場混乱で保有株式に多額の損失が発生し、債務超過が避けられない情勢だった。