米配車サービス大手のウーバー・テクノロジーズは貨物事業であるウーバーフレイトの優先株を発行し、5億ドル(約530億円)を調達した。ウーバーは長期化するコロナ禍でも利益を出せる「虎の子」の貨物事業の優先株を、なぜ第三者に手渡してしまったのか?
「金(ゴールド)」の発見という初期ビジネスモデル仮説が頓挫した中、トーマス・スマイスをはじめとするヴァージニア会社の投資家と経営者はどうしたのか。現代のスタートアップ用語でいうならば、どうハードピボット(事業転換)したのか。その行方を追う。
米国経済の本質的根幹をなすのは起業家精神ではないか。少なくとも米国人は本音ではそう思っているのではないか。さもなくばデュアルクラスのような仕組みを制度として市場が許容することの説明がつかない。では、こうした起業家精神の源流は一体なんなのか。