ステーキの需要が戻ってこない。アトムは2024年3月期の業績予想を下方修正した。ペッパーフードサービスも2023年12月期の業績を下方修正した。物価高による消費意欲の低下などの影響を受け売り上げの回復が遅れていのが要因だ。
ステーキ店「ステーキ宮」などを運営するアトム<7412>と、立ち食いのステーキ店「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービス<3053>の両社が、そろって営業損益が黒字転換する見込みだ。
外食企業売上高4位のコロワイドが、中長期成長戦略として国内の「業界再編型M&A」を明確に打ち出しました。これまでは、業績不振に陥った企業の再生型M&Aがメインでした。新たな方向性を打ちだした裏には、低ROAに苦しむ姿が見てとれます。