テンポスホールディングスは中古厨房機器販売で業界トップに立つ。その絶好のポジションを生かし、飲食店を開業する顧客への不動産物件紹介や販促支援、人材派遣などの周辺事業の拡充に余念がない。傘下にはステーキレストラン「あさくま」を持ち、飲食事業の経験も豊富だ。
ペッパーフードサービスの2021年12月期は、売上高が前期比39.0%減の189億5,000万円で、14億1,400万円の営業損失(前年同期は40億2,500万円の営業損失)を計上しました。2022年12月期も1億6,500万円の営業損失を予想しています。
倒産取材の現場では、「新型コロナが影響した」とのセリフをよく聞いた。関係者へのヒアリングでは「枕詞」と化し、破産や民事再生の申立書でも常套句として使われた。だが、それに慣れると本当の原因を見誤る。
都内で日本料理・寿司店を展開していた竹若は7月14日、東京地裁に破産を申請することを決定した。親会社のあさくま<7678>などが発表した。負債総額は約9億9700万円。
ステーキハウス運営のあさくまが寿司をはじめとする和食店を運営する竹若を子会社化する。両社の商品開発力を活かし、今までにない融合料理を生み出すことで、新しい顧客の開拓に取り組み客層を拡大するという。