2023年も大詰めを迎えつつあるが、国内M&Aは好調な半面、国境をまたがるクロスボーダーM&Aは大幅マイナスで着地することになりそうだ。金融調査会社リフィニティブによると、世界のクロスボーダーM&Aの1~9月実績は前年同期比で半減している。
東京都心の不動産投資から外国人投資家が脱出を始めている。リモート勤務が解除されてオフィス回帰が進み、東京に本社を置く輸出企業の業績も好調。さらに外国人投資家にとって円安は「買い」の絶好のチャンスにもかかわらず、なぜ「売り」に走るのだろうか?