政府・日銀による「円買いドル売り」の為替介入から1週間を迎えようとしている。政府は為替介入に踏み切った理由を「投機による過度な変動を見過ごすことはできない」と説明した。だが、日米の政策金利差も大きい。なぜ円安の原因を「投機」と主張するのか?
止まらない円安に、日本中が大騒ぎだ。6月8日には1ドル=134円台まで円安が進み、20年4カ月ぶりの水準に。しかし、その当時に同134円の為替レートで困った記憶がある人は少ない。この程度の円安ごときで、大騒ぎする必要はあるのだろうか?