佐賀共栄銀行は、全国的に見てもユニーク、“逆張り”とも言える営業方針をとってきた。行員に融資額を競わせず、他行より高い金利で融資する。ミドルリスクを抱えたその施策は、第二地銀の進むべき道の一つを示しているかのようだ。
大東銀行は日本の金融史では三たび登場する。最初は1922(大正11)年から1925)年にかけて東京に存立していた大東銀行。もう一つは1932(昭和7)年から1941年にかけて福岡に存立し、その後、筑邦銀行、福岡銀行へとつながる大東銀行。そして最後に1989(平成元)年に福島県郡山市に誕生した第二地銀の大東銀行である。
地域医療の崩壊を防ぐ取り組みとして注目されている「医業承継」。その先進事例が福島県で実施されている「医業承継バンク マッチングナビ」事業だ。医業承継の最新事情を、同事業の立ち上げから運営に携わっている石塚尋朗福島県医師会常任理事に聞いた。
3連休明けの15日、台風19号による水害や土砂災害などの被災地域に本社や事業所を置く企業の被害状況に関する発表が相次いだ。河川の氾濫による浸水で操業停止に追い込まれている工場や倉庫が多数あり、サプライチェーン(供給網)への影響が懸念される。