杭抜き日本一を標榜する横浜ライト工業。確かに大規模ビルなどの直径2m、長さ50mを超えるような杭の引抜き工事をできる業者は国内では数少なく、全国各地のゼネコン、建設業者からの引き合いも多い。そこには専業に特化した中小企業の強みがある。
デイサービス(通所介護)、有料老人ホームの運営などの介護事業を手がける揚工舎<6576>がコツコツとM&Aを積み上げている。個々の案件規模はさほど大きくないものの、その数は16件に達する。同社は東京プロマーケットの上場銘柄(44社)で唯一の介護事業者でもある。
東京証券取引所の一般市場は2022年春をメドに大幅な再編を進めている。その再編はプロ投資家向け市場の東京プロマーケット(TPM)にどんな影響をもたらすのか。TPMのJ-Adviserであるフィリップ証券の常務執行役員である脇本源一氏に聞く。