TOBが成立し4月に上場廃止を予定している東京ドーム<9681>の2021年1月期の連結純利益が、スポーツやイベントの中止・延期が相次いだ影響で159億6300万円の赤字に転落した。最終利益の赤字は、2011年以来の10期ぶり。
2020年11月のM&A件数は前年同月比5件減の81件となり、4カ月連続で前年を下回った。ただ、11月として過去10年で最多だった前年に次ぐ高水準。月間80件を超えるのは「コロナ禍」初期の3月以来で、件数面での腰折れ懸念はひとまず払拭した。
4月8日、サン電子の臨時株主総会でアクティビストファンドのオアシス・マネジメント・カンパニーによる株主提案が可決された。オアシスにとって、日本で株主提案を通した初の事例となる。