大和証券グループ本社の中田誠司社長は、ロイターとのインタビューに応じ、世界的にM&A(合併・買収)が低調な現状を「M&A事業強化のチャンス」と捉え、積極的に優秀なバンカーの獲得に乗り出したいと語った。事業買収の可能性も指摘した。
大和証券グループ本社は今後8年間で、M&A関連の年間収益を1.5倍に増やすと発表した。M&A担当者の増員やブティック型M&A会社の買収も検討し、米国における事業拡大を目指すという。
大和証券グループ本社の中田誠司社長は、企業買収・合併(M&A)の助言業務について、手数料収入を352億円(2022年3月期)から今後2、3年で500億円まで拡大させる考えを明らかにした。