外国投資リスク審査近代化法(FIRRMA)の成立により、米国への外国投資を審査する権限を有するCFIUS(対米外国投資委員会)は、バイオテクノロジー及びライフサイエンス企業に関わる取引の審査についてより大きな権限を有することになるだろう。
先端技術の流出防止を目的にした米国の外国投資リスク審査近代化法の発効によって、米国の先進企業の買収が困難になってきた。米国発の技術で業容を拡大しようとする日本企業は少なくなく、今後、成長戦略の見直しに迫られそうだ。