東京都心の不動産投資から外国人投資家が脱出を始めている。リモート勤務が解除されてオフィス回帰が進み、東京に本社を置く輸出企業の業績も好調。さらに外国人投資家にとって円安は「買い」の絶好のチャンスにもかかわらず、なぜ「売り」に走るのだろうか?
企業買収を手掛ける海外の大手プライベートエクイティ(PE)ファンドが、日本の不動産市場に熱いまなざしを向けている。米KKRが上場REIT(不動産投資信託)運用会社を買収するなど投資拡大に動いている。
「特定目的会社(TMK)」という言葉をご存知でしょうか? 不動産投資にご興味のある方の中には、耳にされる機会があるかと思います。そこで今回は、不動産ファンドの仕組みの中から「TMKスキーム」について簡単に解説します。