古い歴史を持つ有馬温泉をはじめ神戸市の北部地域の開発を目的に設立されたのが、神戸有馬電気鉄道(現・神戸電鉄)だ。特徴は何といっても標高360メートルほどの有馬温泉駅と、海岸近くにあり標高0メートルの湊川駅を結ぶ路線の勾配にある。
横浜・川崎を中心に東京湾沿岸部に広がる京浜工業地帯。そこを走るのがJR鶴見線だ。首都圏にありながら、総距離9.7㎞のミニ路線にすぎないが、意外な発見があったり、他にない異空間を体験できたり、ちょっとした「探訪」気分を味わえる。
広島電鉄は1912年に、広島市内の路面電車として開業した。現在では広島市中心部から宮島口まで延びる路線を持ち、日本最大級の路面電車ネットワークとして知られている。沿線風景からは街の表情や生活が身近に感じられ、旅の風情を体感できるのが魅力だ。
「鉄道とバスのいいとこ取り」は実現できるのか?2021年12月、DMV(デュアル モード ビークル)が世界初の営業運転を始めた。運行されるのは阿佐海岸鉄道の阿佐東線(あさとうせん)。阿波海南信号場〜甲浦信号場を結ぶ10kmのローカル路線だ。
「なぜ広島県のローカル線が、次々と廃止されるのか?」。そんな「恨み節」が聞こえてくるようだ。広島県が2021年6月14日、JR西日本と芸備線のあり方をめぐる協議に参加する方針を明らかにした。廃止に向けての第一歩であることは明らかだ。
「高速鉄道」というと新幹線ばかりが注目されるが、どっこい地方のローカル線にも高速鉄道が存在する。一般ローカル線の最高時速は100km未満だが、北越急行ほくほく線のように160kmで営業運転できる路線もある。高速ローカル線は、なぜ誕生したのか