四国地盤のマンション分譲中堅の穴吹興産は、新規霊園開発の加速や、法要、終活ビジネスなどの周辺事業の拡大に取り組む。2025年6月に霊園の開発、運営、販売などを手がけるMGグループを傘下に収めたのを機に、霊園関連事業を事業の柱の一つとして強化することにした。
不動産中堅のMIRARTHホールディングは、宿泊特化型ホテル開発に拍車をかける。進出エリアの選定や、オペレーション力の強化、人員確保などと並んで、M&Aも活用することで実現を目指す。
「東京五輪が終わったら供給過多でマンション暴落が起こる」「コロナ禍でリモートワークが進んで地方移住が本格化し、都心のマンションは売れなくなる」と懸念されていたにもかかわらず、東京のマンション販売が好調だ。なぜマンション不況は起こらないのか?
相続税対策の賃貸バブルが支えた住宅新築が頭打ちに。次に来るのはM&Aだ。