スポーツクラブ大手の2023年4~6月期決算が出そろった。新型コロナ感染症の「5類」移行に伴い、施設利用者数や入会者数が伸び、売上高を押し上げた。光熱費の高止まりがあったものの、本業のもうけを示す営業利益も総じて改善に向かった。
スポーツクラブ大手の2020年4~9月期(中間)決算が出そろった。4~5月の最悪期は脱したものの、半期の売上高は前年の約半分にとどまる。休業中の固定費など新型コロナ感染症関連損失に加え、会員数も大きく落ち込み、経営体力は低下する一方だ。