グローバル企業の「カーブアウト」で見落としがちな人事基盤・人事システム
多国・多拠点にわたるカーブアウトは難易度が高い。日本と欧米企業の人事システムはどう違うのか。今回は、通常見落としがちな人事基盤・システムの観点から、カーブアウトを実施する際の留意点について解説する。
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MERCER Multinational Client Group代表、グローバルM&Aコンサルティング代表
東京大学法学部卒業後、住友商事(人事部)、人事系コンサルティング会社、会計系コンサルティング会社人事コンサルティング部門を経て、マーサージャパンに入社。
日本において人材マネジメントシステムの設計、導入支援に関するコンサルティング業務を経て、2002年より、タイ・バンコクを拠点としてアジアに展開する日系企業の組織・人材面でのコンサルティングに従事。主に、海外拠点の人事・人材の可視化、グローバル人事の構築・導入支援、次世代リーダーの育成、サクセッションプラン等のコンサルティングをメインで担当。
2008年より、日本企業のグローバル人事構築支援に加え、人事部門・機能の再構築・再編成、人事テクノロジー(タレントマネジメントのITシステム)に関するコンサルティングにも従事。
現在は、日本を代表するグローバル企業に対する組織・人事面でのコンサルテーション・アドバイザリー業に従事。
著書 『中国・アジア進出企業のための人材マネジメント』(日本経済新聞社、2005年8月) 『目標管理制度のための面談の進め方』(監修、日経ビデオ)