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昭文社ホールディングス<9475>、MBOで株式を非公開化

2026-11-06

地図・ガイドブック出版やWebメディア運営を手がける昭文社ホールディングスは、少子高齢化・人口減少による旅行・観光市場の縮小や、消費者の書籍離れに直面しており、これらの課題に対応するにはデジタル分野への投資やM&A、新規事業への参入が必要と判断。MBO(経営陣による買収)で株式を非公開化して、迅速な経営判断や機動的な資源配分が実現できる体制を整える。

具体的には、メディア事業でAI(人工知能)を活用した観光情報のパーソナライズ化や翻訳サービスの高度化、観光テック関連企業へのM&Aなどを進める。また、地図データを活用したソリューション事業では、経路最適化サービスといった物流・配送分野への展開、水道や電気を含むインフラ領域での地図作成、ストック型ビジネスの強化などを推進する。

買付主体は創業家の資産管理会社で、昭文社HDの黒田茂夫社長が代表を務めるMSE(東京都千代田区)。MSEは現在、昭文社HDの株式19.14%を保有している。

買付価格は1株につき752円で、公表前営業日の終値567円に対して32.63%のプレミアムとなる。買付代金は約94億7700万円。

買付予定数は1260万3721株で、下限は663万3100株(所有割合37.03%)。買付期間は2026年11月9日~12月21日までの30営業日。決済の開始日は12月28日。公開買付代理人は三菱UFJモルガン・スタンレー証券で、復代理人は三菱UFJeスマート証券。

黒田社長が保有する10.49%の株式はTOBに応募しない。TOB成立後、株式交換などを経て、昭文社HDはMSEの完全子会社となる。昭文社HDはTOBに賛同を表明し、株主に応募を推奨している。昭文社HDの東証スタンダード市場への上場は廃止となる。

昭文社HDは1960年に地図出版の昭文社として創業した。1996年に株式を店頭登録、1999年に東証2部、2000年に東証1部に上場(2022年4月に東証スタンダード市場に移行)。2020年に持ち株会社体制に移行し、現社名に変更した。

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No. 開示日 買い手 対象企業・事業 売り手 業種 ▽ スキーム ▽ 取引総額(百万円) ▽ タイトル
1
2017年3月17日
海外旅行者向けレストラン予約サービス「グルヤク」に係る事業
(株)トラベラーズ
非公表
2
2013年2月5日
デジタル地図事業の一部
非公表
3
2019年8月2日
全事業
APRA DIVE & MARINE SPORTS, INC.
非公表
4
2019年11月11日
SUNNY SIDE UP GUAM INC.
非公表
非公表
5
2022年3月4日
小笠原健治氏((株)Kuqulu代表取締役社長)
(株)Kuqulu
110
6
2025年10月17日
BEASTAR(株)
橋野宏一郎氏(BEASTAR(株)代表取締役社長)ほか
110

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