バルニバービ＜3418＞、淡路島プロジェクトの不動産開発会社を子会社化

飲食店の企画・運営を手がけるバルニバービは、淡路島北西海岸で展開する食の地方創生プロジェクト「Frogs FARM ATMOSPHERE」に年間約1億4300万円の家賃を支払っている。同プロジェクトを運営する不動産開発会社エナビードゥーエ（東京都港区）の完全子会社化で、支払家賃の圧縮と金利コストの低減を図る。

エナビードゥーエはバルニバービとNECキャピタルソリューション＜8793＞子会社のNCSアールイーキャピタルが共同出資した不動産SPC（特別目的会社）で、2021年3月に設立。売上高1億4600万円、営業利益5380万円、純資産312万円（2023年12月期）バルニバービは議決権のない種類株式の90％を所有している。取得に併せてエナビードゥーエに8億5000万円の貸し付けを実施する。

取得価額は10万円。取得予定日は2025年3月14日。