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日本板硝子<5202>、バッテリーセパレーター事業を米国ENTEKに譲渡

2021-05-10

日本板硝子は、バッテリーセパレーター(絶縁体)事業を米国ENTEK Technology Holdings

LLC(オレゴン州)に売却することを決めた。会社分割して設立した新会社「日本板硝子コンパス」(岐阜県垂井町)の全株式を、ENTEKが今後設立する日本法人ENTEK Japan(仮称)に譲渡する。譲渡対象には鉛蓄電池用プラスチックケース・蓋を製造する日硝加工(津市)、バッテリーセパレーターを製造する中国子会社の天津日硝玻璃繊維有限公司(天津市)の2社が含まれ、これらを合わせた当該事業の直近売上高は79億5000万円。譲渡価額は非公表。譲渡予定は2021年8月。

譲渡先のENTEKは鉛蓄電池用セパレーターとリチウムイオン電池用セパレーターの有力メーカーで、日本板硝子とはインドネシアで合弁事業を手がけ、かねて緊密な関係にある。日本板硝子はENTEK Japanの一部株式を保有する予定。

追記事項

2021/09/01
9月1日付で譲渡が完了したと発表した。ENTEKが取得のために新設した日本法人の正式名称はENTEK Technology Holding(岐阜県垂井町)。

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