新日本科学は、米子会社SNBL(ワシントン州)が手がける前臨床試験の受託開発事業を、カナダのA1tasciencesグループ(ケベック州)に譲渡することを決議した。同事業を受け皿会社の新会社に移管したうえで、この新会社の全株式を譲渡する。研究施設(土地と建物)についてはSNBLが引き続き保有する。

A1tasciencesグループは北米を拠点とするCRO(開発業務受託機関)。 新日本科学は今回の事業譲渡により、前臨床事業は主に国内施設で実施することになる。同時に今後、米国事業の主軸はトランスリレーショナルリサーチ事業に移る。

譲渡価額は非公表。ただ、株式譲渡の対価として一時金、研究施設の賃貸収入を合わせ10年間の総額で最低26億円から業績に応じて最高50億円程度が見込まれるとしている。譲渡予定日は2018年10月1日。