川崎汽船はドイツの連結子会社で重量物船事業を手がけるSAL Heavy Lift GmbH(ハンブルグ。売上高約160億円、営業利益約△20億7000万円、純資産約30億1000万円)の全出資持分をドイツの投資会社SALTO Holding GmbH&Co.KG(ブレーメン)に譲渡することを決議した。

川崎汽船は2007年に海運事業の多角化を進めるため、SAL Heavy Liftの出資持分50%を取得し重量物船事業に参入。2011年には残りを追加取得し完全子会社化したが、2008年の世界金融危機以降のエネルギー価格下落に伴い、同社の業績は低迷が続いていた。川崎汽船は重量物船事業について抜本的な構造改革を検討しており、今回の譲渡はその一環となる。

譲渡価額は非公表。譲渡予定日は2017年7月27日。